塚原史の仕事(2019年~)


2023年

単行本:
・『メディア論の冒険者たち』:「ジャン・ボードリヤール―モノの記号論からメディアのシミュラークル論へ」(分担執筆、東京大学出版会p.70-85)ISBN978-4-13-050209-2

・ピエール・ヴェリー著『サインはヒバリ パリの少年探偵団』(塚原史訳、論創社)ISBN978-4-8460-2320-1

書評:
・「もう一人のヴァシェを呼び出すスリリングな試み」/『評伝ジャック・ヴァシェ』(後藤美和子著、水声社):図書新聞2023年4月15日号(3587号)

・「シュルレアリスムの起源再考」/『評伝ジャック・ヴァシェ』(後藤美和子著、水声社):現代詩手帖(2023年5月号)

論文:
・「荒川修作再入門――「天命反転」建築へのパサージュとしての『意味のメカニズム』(『人文論集』61号(早稲田大学法学会p.156-218)ISSN0441-4225

美術展講師:
・軽井沢セゾン現代美術館「荒川修作+マドリン・ギンズ《意味のメカニズム》全展示」ギャラリーツアー講師(2023年9月23日)
 

2022年

単行本:
・『危機の時代からみた都市-歴史・美術・構想』(坂上桂子編 水声社):「モダンアートの反転とミュージアムの変容――ダダからパンデミックヘ」(分担執筆p.389-416)

・『早稲田大学法学会百周年記念論文集 第五巻 人文編』(早稲田大学法学会編 成文堂):「シュルレアリスムのアナーキズム体験を探る――ジェルメーヌ・ベルトン事件から「明るい塔」まで――」(分担執筆p.261-302)

書評:
・「アルトー思想史上最大のドラマ」・『アルトー・コレクションI ロデーズからの手紙』(宇野邦訳一、鈴木創士訳、月曜社):週間読書人2022年9月30日号(3458号)

論文:
・「ナジャとレオナの詩と真実――ブルトンは有罪か?」(『人文論集』60号(早稲田大学法学会p.164-262)ISSN0441-4225

研究発表:
・「ポストダダの時代の「夢」の深層を探る――ツァラ『種子と表皮』、ハウスマン『ヒュレー』、夢野久作『ドグラ・マグラ』をめぐって」:国際シンポジウム「ラウール・ハウスマンとポスト・ダダ~危機の時代のアヴァンギャルド」・上智大学ヨーロッパ研究所(2022.11.12.)

講演:
・「本歌取りの精神を考える―デュシャン、マグリット、そして杉本博司」:姫路市立美術館(2022.12.10)

 

2021年

・1月8日 書評『幻の「カフェー」時代』(斎藤光著、淡交社)/週間読書人3372号(2021.01.08)

・2月 論文「レトリスム研究序説―イジドール・イズーとモーリス・ルメートルの初期の著作を中心に―」/ 『人文論集』59号(早稲田大学法学会)ISSN0441-4425

・3月27日 書評『芸術の脱定義』(ハロルド・ローゼンバーグ著・桑田光平、桑名真吾訳、水声社)/図書新聞3489号(2021.03.27)

・6月 単行本・翻訳書 アンヌ・ソヴァージョ著、ジャン・ボードリヤール写真『ボードリヤールとモノへの情熱―現代思想の写真論』(塚原史訳・人文書院)

・6月 文庫本・共訳書 ヴァルター・ベンヤミン著『パサージュ論』第4巻(岩波文庫:「解説」塚原史執筆―「『パサージュ論』とパリのベンヤミン」)。『パサージュ論』(文庫版)は2020年12月~2021年8月刊・全5巻完結。

2020年

・1月19日 講演「ダダ・シュルレアリスムの時代とマグリットのオリジナリティ」/姫路市立美術館(ベルギーと日本 美術研究会・公開講座)

・2月 論文「ルネ・マグリットの謎と鍵―「シュルレアリスムと絵画」を越えて?―」/『人文論集』58号(早稲田大学法学会)ISSN0441-4425

・2月 書評『誤解としての芸術――アール・ブリュットと現代アート』ミシェル・テヴォー著、杉村昌昭訳(ミネルヴァ書房)/図書新聞3437号(2020.02.29)

・3月 論文「DADAからAAへ―ツァラの軌跡と『反頭脳』のハイブリッドな探求/「石井コレクション研究7:トリスタン・ツァラ『反頭脳』」(筑波大学芸術系)

・3月19日 対談(香川檀)「女性作家からダダの可能性を考える」/神楽坂モノガタリ書店

・3月 単行本・分担執筆「マルティニクとシュルレアリスム――「クレオールの対話」とセゼールとの出会いをめぐって」/『クレオールの想像力』(立花英裕編・水声社) 

・5月 単行本・翻訳書(単独訳)ディディエ・エリボン著『ランスへの帰郷』(みすず書房)

・5月30日 評論「「コロナ戦争」と現代思想の臨界点」/図書新聞3449号(2020.5.30)

・6月 単行本・翻訳書(単独訳)エリック・ヴュイヤール著『その日の予定―事実にもとづく物語』(岩波書店)

 

2019年

・2月 論文「トリスタン・ツァラの知られざる軌跡:ダダから「実験夢」へ――『種子と表皮』を読み解くために/『人文論集』57号(早稲田大学法学会)ISSN0441-4425

・6月 評論「木村利三郎の思想と芸術――「窓」からSPACE CITYへ」/『ニューヨークに学んだ画家たち―木村利三郎を中心に』展図録(早稲田大学會津八一記念博物館)

・7月6日 研究発表「DADAからAAへ―ツァラの軌跡と『反頭脳』のハイブリッドな探求」/筑波大学芸術系公開研究会「トリスタン・ツァラ『反頭脳』とミロ、エルンスト、タンギー」

・10月 評論「萩原恭次郎とダダ・未来派・アナーキズム―『死刑宣告』を中心に―」/『詩とは?詩人とは?―大正詩壇展望―(萩原恭次郎生誕120年記念展)』(群馬県立土屋文明記念文学館)

・11月30日 講演「萩原恭次郎とダダ・未来派・アナーキズム―『死刑宣告』を中心に―」/群馬県立土屋文明記念文学館(萩原恭次郎生誕120年記念展)

 

 

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